「実行力」がキーワードの西松建設(1820)の今後の株価を分析!

けんかぶ!です。


西松建設【1820】の今後の株価を予想・分析しました。準大手ゼネコンですね。


1874年に”西松圭輔氏”が土木建築請負の業を起こしたことが始まり。「現場力」という言葉が西松建設のキーワード。


実績は「横浜市役所」や千葉県の「流山運転免許センター」が挙げられます。さて、今回の記事をまとめると下記の通り。

この記事のまとめ

・PERは10.64倍と「割安」

・ROEは8.50%

・株価は3,200円がポイントか?

この記事で分かる事

・西松建設【1820】の今後の株価予想は?

・株主配当はあるの?

・ROEやPERの指標は?

・EPSはどうなの?

・業績はどうなの?

ぜひ、最後までご覧ください!

西松建設【1820】の株価を分析中です…

西松建設はどのような会社?

1929年12月に「合資会社西松組」を設立。


その後、1937年9月に「株式会社西松組」を設立。合資会社西松組を吸収合併しました。1948年に社名を「西松建設株式会社」としました。

日本国内に支店を多く構えることはもちろん1965年には「香港支店」、2008年には海外支店(国際事業本部)などグローバル展開もしています。


そんな西松建設の会社概要は下記の通り。

会社概要
会社名西松建設株式会社
本社住所東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー
代表者高瀬 伸利
設立年1937年9月20日
業種建設業
決算期3月

西松建設のWikipediaを引用しておきます。

西松建設株式会社は、東京都港区虎ノ門に本社がある大手総合建設業者(準大手ゼネコン)である。東証一部に上場している。

Wikipedia

西松建設の受注高構成費

売り上げ構成比(2021年3月)
  • 建築:196,851(百万円) 58.5%
  • 土木:127,397(百万円) 37.9%
  • 開発:12,249(百万円) 3.6%

上記の通り、建築事業が58.5%で、土木事業が37.9%という結果に。開発は全体の3.6%程度。


ここまであまり紹介していませんでしたが、西松建設は「横瀬川ダム(高知県)」などの土木にも実績があります。ただ、全体的な受注高を見ると「建築事業」の方が割合は大きいです。


上記数値参考資料:https://kabuyoho.jp/reportTop?bcode=1820

西松建設の株価

西松建設の株価チャート


上記は、2021年11月8日(月)までのチャートです。


株価は3,340円
PERは10.64倍です。

建設業の平均PERは20.55倍(全市場平均)*2021/11/5


建設業の平均PERと比較をすると、西松建設は「割安」だと判断できそうです。

西松建設の株主優待

西松建設の株を購入しても、株主優待はありませんでした。残念。


次に、配当利回りをチェックしましょう。

西松建設の配当金と利回り

西松建設の配当金(2019年〜2022年予想)

西松建設の配当金は上記の通り。2019年〜2021年まで105円でしたが、2022年に221円まで「増配」を発表。


2021年10月29日に「増配発表」し、直後株価は「3,200円」→「3,390円」まで上昇。また、配当利回りも3.26%まで上昇しています。


日本企業では3%を超えると「高利回り」だと言われます。

西松建設の配当金の増配が決まった後の株価チャート

西松建設の業績(売上・営業利益・純利益)

西松建設の業績(売上・営業利益):2019年〜2022年予想

西松建設の売上・営業利益は上記の通り。ちなみに2023年の売上予想は350,000(百万円)となり、営業利益の予想は24,200(百万円)となります。


2019年→2020年までの業績までは順調でした。
が、2021年に発表された売上・営業利益は下落。

西松建設の純利益(2019年〜2022年予想)

ちなみに2023年の純利益予想は16,300(百万円)となります。また、建設業へ投資をする際に見ておきたいのが「時期繰越工事高」です。西松建設は下記の通り。

2020年4月1日〜2021年3月31日の次期繰越工事高は「535,752(百万円)」となります。

ちなみに2019年4月1日〜2020年3月31日までの次期繰越工事高は「538,194(百万円)となっています。

西松建設のROE

2021年11月6日の西松建設のROEは「8.50%」となっています。

西松建設のEPS

西松建設のEPS(2018年〜2021年)
西松建設のEPS
  • 2018年:308.51円
  • 2019年:343.38円
  • 2020年:342.24円
  • 2021年:313.82円

西松建設のチャート分析

西松建設のチャート分析をした後の株価チャート


2021年5月〜11月までのチャートを見ると、3,200円付近で反発しています。また、2021年11月8日は株価も上昇しています。


また、MACDを見るともう少しで「青い線」が「赤い線」を上抜けそうでs。


チャートだけを見るならば、今後株価が3,400円の節目を超えることでMACDも強気相場へと転換しそうに見えます。

西松建設の株価の今後

業績はほぼ横ばい気味。ただ、次期繰越工事高は堅調で配当金も増配したのは良いですね。


また、西松建設の株価は2021年5月〜現在まで3,600円〜3,200円の間で動いています。なので、MACDが強気トレンドに転換すれば、短期〜中期的な株価の上昇を考察します。


とは言っても、3,800円を超えるのは難しいかなとも思っています。


なので、MACDなどのシグナルを見つつ投資を検討するのが良いかもしれません。ぜひ、参考にしてくださいね。


今回は、以上です。


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